包装におけるプラスチックの応用

プラスチックの包装は、フィルムやシート、トレイ、ボトルといったものが一般的な印象ですが、濡れに強いプラスチック製の段ボールや合成紙、不織布などでも利用されています。それだけでなく、様々な形状・性質を持たせることができるため細かい部品などにも使用されています。身近なもので言うと、ペットボトルの蓋や本体に巻かれパッケージ印刷を施されたシュリンクラベル、品質表示・識別表示用のタグやラベル、ミカンなどが入れられているネットなどです。更に言うと資材を束ねる結束バンドや組み紐、装飾の機能も持つリボン類といった様々な種類の紐、粘着剤を使用したガムテープ・セロハンテープなどのテープ類、まとめ売りの際に使用されるマルチパック用セロハン、開封後中身を変質させないための再封する包材などプラスチックの利用先は多岐にわたります。