セロテープとOPPテープの違い

一般的にセロテープといわれているものは、ニチバン株式会社の登録商標であり商品名で、植物性の原料から作られたセロハンが使用されています。
セロハンはパルプが主原料で、セロハンでできたテープをセロハンテープと呼びます。
セロハンテープは、接着しにくい材質にも張り付きやすく、環境にも優しい製品で、焼却された場合も有毒ガスの発生がなく、少ないカロリーで燃焼しますが、黄ばみや剥がれが出てくるため、長期の保存には向きません。
セロハンテープは少し黄色っぽい色ですが、OPPテープは無色透明のものです。
OPPテープは、主に石油由来の原料で作られており、ポリプロピレンフィルムにアクリル系の粘着剤などが塗布されています。
保存や水に強く、粘着力が高いため、業務用の段ボールといった梱包資材に適しています。
用途によって使い分けることをおすすめします。