プラスチックの密度

一般的にいうと、ある温度における物質の単位体積当たりの質量すなわち試料の質量と体積の比を言います。例えば、g/㎤で表すことができます。また、基準物質の密度との比を相対密度といいます。または、比重ともいいます。密度及び比重の測定方法は、JIS K7112-1999.確2008「プラスチック、非発砲プラスチックの密度及び比重の測定方法」に規定されています。最も一般に行われている方法は、密度勾配管を使用する方法だそうです。中に充填する液の自重によって、液上端から下端に液密度が徐々に増加していきます。この中にプラスチックなどの細かい片を入れると、その細片は、液密度と同じところに浮遊します。標準密度フロートを液中に浮かしておいて、その位置から、浮遊しているプラスチックの細片の密度を測定するそうです。