ヤフーニュースによると全国のコンビニでは、一日あたり384〜604トンの食品が廃棄されているとのこと。年間では14万〜22万トン、平均販売価格を1000円/kgとすると、実に1400億〜2200億円の経済損失となります。またニホンウナギの蒲焼きは2017年に販売されずに廃棄された蒲焼きが2.7トンに登るそうです。(グリーンピース・ジャパン)。日本だけではなく、先進国には共通のこうした事実があります。食品ロス削減における包装の役割とは何かと考えていくのも大切ですが、根本的に意識を変えていかなければならないといえます。世界の包装業界は、食品メーカー、フードサービス、小売業と手を組んで、できることへの取り組みを始めています。購入後や開封後に食品廃棄ロスを減らす新しい技術には大いに期待したいところです。